極楽寺について
ご挨拶
極楽寺(本尊 阿弥陀如来)は、総本山金剛峯寺の398代座主・竹内慈観らが中心となり、北海道・東北地区における高野山真言宗の布教・教化活動の中核として、1930(昭和5)年、開山しました。
1953(昭和28)年、福島市内が一望できる現在地に伽藍を建立し、1957(昭和32)年には落慶法会をおこなうとともに、「準別格本山」の称号も総本山から賜っています。
1958(昭和33)年に4代目住職にむかえられた生柳(高橋)桂巌は、弘法大使ゆかりの寺院で紅葉の名刹としても名高い高雄山神護寺(京都市右京区)の直系で、1994(平成6)年にはその徒弟(弟子)である高橋賢佑が5代目住職としてむかえられています。
日々の法会のほか、大聖不動明王や高野山の鎮守として知られる三宝荒神の護摩祈祷を通じて檀家信徒の崇敬を集め、また布教活動の一環として香道も広めており、地域に開かれた寺院を目指して現在にいたっています。
住職 高橋 賢佑